
| 生まれ |
1979年 |
| 子供の頃の夢 |
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| クラブ活動(中学校) |
軟式テニス部 |
| 働いている地域 |
大阪府 |
出身地 |
大阪府 |
| 仕事内容 |
患者さんを案内する |
| 自己紹介 |
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※このページに書いてある内容は取材日(2006年10月28日)時点のものです


がんは大変怖 い病気ですが、早く発見して治療 すれば治る可能 性 が高くなるので、PETという検査 機器を用いる検査 を含 むPET健診 を受ける人が増 えています。私 たちの病院では、PET検査 をPETセンターというところで行うのですが、健診 の予約を受け付けたり、センターに来られた方に案内をするのが私 の仕事です。まず、健診 を希望する方から申込 みがあると、その申込 みの内容 やその方の年齢 などの情報 を電子カルテという患者 さんのデータを管理しているコンピュータ上の表に入力します。健診 の場合は別の検査 も同時に受けるコースになっているので、それぞれの検査 を行う診療科 がどの時間に空いているのかを調べて、予約を取ります。そして、健診 当日に受付に来た方に、健診 の手順や内容 の説明を行い、最初の検査 の部屋まで案内します。

PET健診 はコースによっては何種類もの検査 が必要なので、健診 に来られた人はいろんな診療科 を回ることになります。それぞれの検査 は、健診 に来られた人だけではなくて、入院されている患者 さんや、外来で来られている患者 さんも利用されます。多くの人が同じ検査 機器や検査室 を利用するので、健診 に来た方がどのような順番で検査 を受けるかは、相当うまくスケジュールを組まなければなりません。また健診 に来る方は、友達同士などで来られる場合も多く、「友人と同じ時間に健診 が終わるようにしてほしい」というお願いをされることもあります。患者 さんが快適 に健診 を受けられるように、いろいろなことを考えて毎日スケジュール表とにらめっこをしながら、最適 な組み合わせを考えています。

従来 の検査 ではがんの大きさが10~15mmくらいになるまで発見できなかったのですが、PET検査 は8~10mmぐらいの大きさでも発見できるすごい検査 なんですよ。でもPET検査 は、他のいくつもの検査 と合わせて行う場合が多いので、時間がかかります。早いコースでも3時間ほどかかりますし、2日間に分けて行うものもあります。このようにPET健診 は長時間かかるものなのですが、その途中 で何かを読んだり、話をしたりするだけで、結果が変わってしまうという難 しさがあります。というのもPETというのは、がん細胞 のところに特別な薬が集まることで発見できる仕組みなのですが、筋肉 を動かしてしまうと、その筋肉 にその薬が集まってしまうんですね。そのため検査 中に体を動かすことがないように、健診 の説明などは前もって全て終わらせておかなければなりません。健診 というのはただでさえ不安なものである上に、PETというのはまだ馴染 みの薄 い検査 でもあるので、安心して健診 を受けてもらうために、詳 しく説明することも大切な仕事のひとつです。

皆 さんも病気というのは不安ですよね。病院に来ると、いろんなことを聞きたくなると思います。私 たちも、健診 の案内をしているときに、いろいろと質問 されることがあります。でも、受付の仕事を担当 している私 たちは、医療 について全てを知っているわけではありません。あいまいな知識 で、患者 さんに間違 ったことを伝えてしまっては大変なので、受付ではわからない質問 をされたときには、PETセンターで働く放射線 技師 が代わって話をします。受付では健診 の全般 的な案内を行い、放射線 技師 は健診 の技術 的な部分に責任 を持ち、そして医師 は診断 を行う、というようにそれぞれがそれぞれの役割 を持って仕事をしているんですよ。

私 たちの病院のPETセンターは、2006年4月にできたばかりの新しいセンターです。以前、医療 事務 の勉強をしていたこともあってか「このセンターで仕事をしないか」と声をかけてもらって、私 はこのセンターの最初の受付として働くことになりました。新しいセンターであったため、どのように予約を受け付けて、いつどのように検査 を行う放射線 科に連絡 をするのかなど、仕事の流れの全てを決めることから仕事は始まりました。自分も他の人も全員が働きやすくするにはどうしたら良いのか、ということを放射線 技師 さんと話し合いながら一から考えていったんです。でもその甲斐 があって、最近ではとてもスムーズに仕事が行えるようになりました。

PET健診 というのは、がんの発見率 を格段 に上げる画期的な検査 ですが、通常 の健康診断 と同様に保険 の適用 外なので、安いコースでも10万円近くしますし、高いコースでは20万円を越 えるものもあります。それだけのお金をかけて、また、忙 しい時間の合間をぬって来られているので、なんとかして様々 な要望に応 えたいと思っています。また、不安や緊張 を和らげるためにも、笑顔で話をするということも大切にしています。健診 で一番最初に訪 れる受付という場所で、気持ちよく健診 を受けられる状態 になってもらうのが私 たちの仕事です。「また来年も来るね」と笑顔で言ってもらえたときは、本当に嬉 しいんですよ。

子どもの頃 の私 は、とても活発に外で遊んでいた気がします。小学校の頃 は男子と一緒 にドッジボールをしていたし、中学校ではテニスをしていました。体育の授業 も大好きでしたね。細かいものが嫌 いで大雑把 な性格 でした。でも、今はとても細かいスケジュールを管理しているのですから・・・人生どうなるかわからないものですね(笑)。子どもの頃 に苦手だったことを仕事として行っていることも考えると、子どもの頃 は本当にいろんなものを見ておいたほうがいいと思いますね。今の皆 さんは、いろんな情報 を簡単 に手に入れることができる環境 にあります。いろんなものに興味 を持って、楽しみながら生活して欲 しいです。
取材・原稿作成:増田(インターンスタッフ)