
| 生まれ |
1978年 |
| 子供の頃の夢 |
自分の家を建てるのが夢。そのための収入手段として看護師になろうと考えた。 |
| クラブ活動(中学校) |
合唱部 |
| 働いている地域 |
愛媛県 |
出身地 |
愛媛県 |
| 仕事内容 |
ケガや病気の人を看護する |
| 自己紹介 |
明るく前向きな性格と言いたいけど、小さなことでクヨクヨすることも多い。でもそんな自分も好き。大人になってから本をたくさん読むようになった。 |

※このページに書いてある内容は取材日(2007年10月04日)時点のものです

患者(かんじゃ)さんの生活・治療(ちりょう)がうまくいくためのサポートをする

私は病院で看護師の仕事をしてます。看護師の資格を持っている人の多くは病院の中で働いていますが、看護師の仕事は病院だけでなくて、会社や市役所の中で健康管理をしたり、訪問看護をしたりする人もいます。病院では、入院している患者さんのご飯を食べることや寝ることなど日常のお世話をしたり、お薬を飲むことや注射をしたり、必要な検査が無事に終わるように準備をしたりしています。また、外来に来られた方や検査に来られた方に関わったり、病気の人以外にも関係している仕事です。仕事の範囲はすごく広いですよ。医者は患者さんに対しての治療が仕事の中心ですけど、看護師は患者さん治療のことだけじゃなくて、患者さんの治療がうまくいくための生活面に関するサポート全般が仕事になります。
患者(かんじゃ)さんが寝(ね)ているときも仕事をしている
病院が24時間営業なので、患者さんが寝ているときも仕事をしています。特に、私が働いている病棟は、三交代といって、8時から16時半まで、16時から0時半まで、0時から次の日の朝の8時半までの3つの時間帯で、看護師が交代で働いてます。昼の時間帯を例に仕事の説明をします。まず、朝8時までに職場に来て、患者さんが熱が出ていないか、よく眠れたかなどの情報を、夜に働いていた方から引き継ぎをします。また、朝ご飯の時間帯なので、患者さんの食事のお手伝いをする看護師と、夜に働いていた人との引き継ぎをする看護師に分かれて作業をします。その後、患者さんの熱を測ったり、身体をふいたり、注射をしたり、お風呂の準備をしたり、また検査が入る場合もあります。これらの仕事は、看護師だけで行っているわけではなくて、一緒に仕事をしてくれるケアスタッフの方とも協力し合って行ってます。夕方になったら、今度は自分が夕方から来た看護師に引き継ぎをします。
患者(かんじゃ)さんの命をあずかっている責任がある

患者さんの命をあずかっているので、自分のやったことや言ったこと、注射にしても間違ったやり方で患者さんの命を危険な状態にしてしまうこともあるので、私たちの仕事には責任がいつも付いてきます。でも、それを怖いと思って何もしなければ、その人を助けることはできません。また、何も知らなければ仕事にならないので、人を助けるためには、いつも新しい情報を勉強しなくちゃいけません。緊急手術をした患者さんでも、事前にその病気はどのような病気なのか、どこに注目しなくちゃいけないのかを勉強していると、きちんと、その患者さんに合ったお世話ができます。経験を積むことでいろんなことがわかってきますが、病気の種類は1万種類以上もあるので、勉強するにしても大変です。優先順位を決めて勉強しています。
自分が今までお世話してきた患者さんが、退院する直前になって「あなたに看てもらってよかった」と泣きながら言ってくれたことがあります。そういうときにはすごくうれしいと思うし、自分の気持ちが通じたなと感じることができます。また、看護師は人が亡くなる場面に立ち会うこともあります。亡くなられた患者さんのご家族の方から「死んでしまったけど、最期あなたにいてもらえてよかった」と言ってもらえました。ご家族の方はすごく悲しい思いをしているにも関わらず、自分たちに「ありがとう」と言ってもらえることはすごくありがたく思います。
小学生の取り組みがきっかけで災害看護を勉強しようと思った
日々の仕事もそうですけど、生きていると、いつ何があるかわからないと思います。今、まちの中で災害や防災のことが話題になって、今は小学生のみなさんも防災について勉強をしてますよね。病院も同じで、地震がきたり大きな事故が発生したときに、「何もできませんでした」「知りませんでした」というのではダメだと思ってます。だから、災害のときにどのような方にどのような協力をしていただくのか、普段はどのようなことに注意しておくのか、行動できる力を身に付けるために、災害看護について勉強しようと考えています。実は、小学生が防災の勉強をしているところを見せてもらって、それがきっかけで自分も災害看護を勉強しようと思うようになりました。
資格を取るうちに人の役に立てることがうれしいと感じた

自分の夢はマイホームを建てるとことですけど、それを実現させるために、何か資格を持った仕事をしたかったので、看護師という道を選びました。始めはそういう理由だったんですけど、資格を取ろうとしているうちに、病院実習に行って患者さんと触れる機会を持つことで、人の役に立てることはすごくうれしいと思い始めました。そのような思いを感じることができたからこそ、今でもこの仕事を続けていけるんだと思います。
毎日の習慣を変えることで自分の性格を変えようと思ってた
私の子どものころは、自分の言いたいことが言えなくて、仲間に入れてもらいたくても入れてもらえなかったし、人の目がよく気になっていた子でした。でも、毎日の習慣を変えることで、人の性格は変わってくるというのを自分で確かめることができました。例えば、小さなことですけど、薄い色の服しか着られなかったけど、濃い色の服を着ようと決めたとか、髪を一つにしかくくれなかったけど、おさげにしてみるとか。人が聞いたら「そんなこと?」というようなことでも気になってた子でしたが、そういう小さなことを積み重ねることで、自分の性格を変えようとがんばっていました。
自分を発見するきっかけはどこにあるかわからないので、何でも一生懸命やってほしいと思います。今やりたいことがある人は、それだけを一生懸命やるんじゃなくて、それ以外のことにも目を向けて、がんばってチャレンジしてほしいと思います。やりたいことが見つかってない人は、大人が「これやってみたら」って言ってくれたことや学校の勉強を一生懸命やってみるうちに、何かきっかけが見つかると思います。いつか大人になったときに「あのときのあれが自分を見つけるきっかけになった」と思うときがくるかもしれません。
取材・原稿作成:西条市産業振興課 大久保